弁護士にできること

弁護士（弁護人）は、どんな時でも依頼人である被疑者・被告人の味方です。常に依頼人である被疑者・被告人の立場から活動します。その主なものは、次のとおりです。

①接見

警察署や拘置所で、被疑者・被告人と接見して、事情や言い分を聞き、権利や手続きの説明、取調べに対するアドバイスなど行います。

②示談交渉

被害者の方との間に入り、謝罪を伝えたり、被害弁償や示談交渉を行います。

③準抗告、保釈請求

捜査段階での勾留決定に対する準抗告の申立て、公判段階での保釈請求など、身体拘束から解放させる（釈放）ために活動を行います。

④証拠の収集、提出

無実を明らかにしたり、刑を軽くするために有利な証拠を集め、検察官や裁判官に提出します。

⑤証人尋問、最終弁論

公判（裁判）で、証人尋問をしたり、犯罪の成否・刑の重さに関する意見を述べるなど法廷弁護活動を行います。